クロマチックハーモニカ 徳永延生

徳永延生  ポピュラークロマチックハーモニカ講座

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《 サブトーン 》

←このマークのある 《E−・・》 をクリックすると
模範演奏と練習用のカラオケの音を
聴くことができます。

 

 

サブトーン奏法とは

T.Sax等でよく使われる特殊な奏法で
音をわざとかすれさせてセクシーなため息のような音を出す奏法です。
フルートや尺八などでも使われている、少しノイジーなサウンドです。

私は、今から6〜7年前からこの奏法をハーモニカで使えないものかと
いろいろ研究してきました。そして、やっとライブ演奏のいろいろな部分で
使うことができるようになりました。

さて、どうすればかすれたサブトーンが出せるかといいますと
レバーを少し押し込んだり、少し戻したりして
わざと息漏れを発生させます。そして
その状態で複合ビブラートをきつくかけていきます。すると
ハーモニカ独特のすごくセクシーなサブトーンがかかるのです。

しかし、これは好みですから自分はもっと正当なクラシックのような
美しい音を出したいと思っておられる方にはお勧めできません。

サブトーン奏法を使って効果があるのは
D レ# の音より下の音です。
中音以上の音にはあまりかけないほうがよいと思います。

サブトーン奏法にも
全サブトーン・後サブトーンがあります。
(中サブトーンや前後サブトーンはありません。)

なお、この奏法はハーモニカの機種によってはかからない場合があります。
いちばんよくかかる機種は 64タイプ です。

 

 

 E−58

上の例題曲は、私のオリジナル「ため息まじりの恋」の一部です。
2番穴の ミ の音を少し(1mm程度)レバーを押し込んで
息漏れを作ります。そして強烈な複合ビブラートをかけていきます。
するとどうでしょう!!
見事なサブトーンがかかりました。このとき、
レバーを押しすぎると ファ の音が混ざってしまいます。
そこまでは押さない微妙な距離感をつかんで下さい。

 

 

★★ サブトーンのトレーニング ★★

実際の演奏では、自由に自分の心の叫びとして色んなところで
色んなサイクルで使いますが、ここでは
基本練習として1拍に4回のサイクルで次の曲を吹いてみましょう。

 

  E−59

 

 

  E−60  ・・  サイクルは自由に

 

 

  E−61

 

 

 

★★  最終のトレーニング  ★★

全く自由なサイクルでサブトーン、ベンド、ビブラート等をかけてみましょう。

 

  E−62

 

 

  E−63

後サブトーンのコツは
たとえば、レバーを押さえて出す音の場合、最初は
きっちりレバーを押さえておいて徐々に開いていきます。そして
強烈な複合ビブラートをかけるのです。

 

 

  E−64

この曲の最後の音のサブトーンの場合は、
最初からレバーを押し込まないで徐々に押し込みながら
やはり強烈な複合ビブラートをかけていきます。